便利なVirtual PC

今さらですが、MicrosoftのVirtual PCを使ってみました。

※ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Virtual_PC

まずは、SOHOサーバーの環境をデスクトップPC(Windows2000マシンなのでVirtual PC 2004)でエミュレートします。

少し古めのVine Linux 3.2。一番心配なのがMySQLサーバーのバックアップと復元。万が一の際、いかに速やかに、かつ、確実に復元できるかは心配の種なので、予行演習できるのはとてもありがたいのです。

Vine Linux 3.2を起動しているところ
※見慣れたメッセージが流れつつ。。。

ログイン画面が立ち上がります
※無事にログイン画面が立ち上がります。

Vine Linux 3.2標準のMySQLサーバーは4.0xですが、我が家ではUTF-8の文字コードを使っているため、mysqldumpをしても正しくバックアップできません。これを、先日仕込んだノートPCのVine Linux 4.1でMySQL5.0xのクライアントでmysqldumpを使ってダンプしてリストアすればなんとか復元できそうなことが確認できました。

仮想PCとはネットワーク経由でやりとりすることになりますが、まるで独立したネットワークコンピュータとして存在し、まったく違和感もありません。もっともっとハイスペックなPCがあれば、複数のサーバーを立ち上げることができるわけで、いろんなサイトをホスティングする場合など、使い勝手がよいですね。

おなじみのgnomeデスクトップ。
※仮想PC側のスナップショットは仮想PC側で撮ります。

さてさて、一方で、どうしてもやりたかったことがあります。それは、今や動かなくなったソフトをもう一度動かすこと。

頼りないOSお構いなしに直接ハードウェアとやりとりしていたDOSアプリやWin16アプリは、当時、たいへんなお金をはたいて買ったのに、OS環境の進化でほとんどが使えなくなっています。

私にとってとても思い出深いのが、以前にも書きましたが、DTMのシーケンサーソフトでダイナウェア社の「Ballade」シリーズ。Windows3.1またはWindows95で動いた「Ballade2」。これを動かしたかったのです。わざわざそのためにPCを一台用意することもできずにいましたが、今回、このVirtual PCのおかげで利用環境を復元できました。

懐かしのWindows95セットアップ
※かつて仕事で何度このセットアップ作業をしたことか。。。

サウンドカード(SB16互換)とネットワークカード(DEC21140)の設定で少しハマりましたが、なんとかいけました。

Microsoftネットワークへのログイン画面
※無事にログイン画面が。

シンプルだったデスクトップ
※そうそう、こんなデスクトップでした。

起動画面はこんな感じ。
※さらにMicrosoft Plus!を入れまして。。。

そして、いよいよ「Ballade2」のインストール。シリアルMIDIドライバ(Virtual PCでCOM1を使う設定にする必要があります)をインストールしてからです。もちろん、「Ballade2」はフロッピーディスクからインストール。無事、起動できました。

「Ballade2」の画面
※感激の画面。10年ぶりなのであります。

あと、Plus!を入れたらアイコンが変わってしまったこと、それから、元祖Office(よくも大事に残していたことです)が動くことを確認しました。

ただし、日本語IMEとキーボードドライバとの組み合わせの挙動がおかしいので、デフォルトを英語入力モードにしています。

Plus!の入ったデスクトップ画面
※そういえばIEはPlus!に入っていましたね。

10年以上前のWordファイルを開いたところ
※Officeツールはそれほど時代を感じさせません。

マルチメディアツールのセットアップ

続いて、Vine Linux 4.1のデスクトップ環境で、動画プレーヤー(Windows Media ファイルの再生)やMIDI再生ツールを使えるようにしました。

■totem-xine

デフォルトでインストールされる動画プレーヤーtotem-gstreamerではWindows Media ファイルの再生ができないので、Synapticを使ってtotem-xineに入れ替えします。

そして、mplayerのWindowsプラグインを含むコーデックが掲載されているページhttp://www.mplayerhq.hu/MPlayer/releases/codecs/からwindows-all-20061022.zipファイルをダウロードし、次のファイルを解凍し、ユーザーディレクトリの.gnome2/totem-addonsディレクトリにコピーします。

  • wma9dmod.dll
  • wmadmod.dll
  • wmsdmod.dll
  • wmv9dmod.dll
  • wmvdmod.dll

■TiMidity++

MIDIファイルを再生するために、Synapticを使ってTiMidity++をインストールします。TiMidity++はそのままでは音が出ないため、「Shoji’s Home Page」さんのところからshominst-0409.zipファイルをダウンロードします。

ファイルを解凍してできたinstディレクトリを、/usr/lib/timidityディレクトリに移します。また、同じく解凍してできた*.cfgファイル群は、/usr/shareにtimidityディレクトリを作ってそこに移します。そのうちのtimidity.cfgファイルを次のように編集します。

(変更前)

# If you've moved things around since compiling, uncomment and edit this to
# point to the library directory: 
#
#dir /usr/local/lib/timidity
#

dir /nethome/sak95/shom/lib/timidity/inst/GUS
dir /nethome/sak95/shom/lib/timidity/inst
dir /nethome/sak95/shom/lib/timidity/inst/test

(変更後)

# If you've moved things around since compiling, uncomment and edit this to
# point to the library directory: 
#
dir /usr/lib/timidity
#

dir /usr/lib/timidity/inst/GUS
dir /usr/lib/timidity/inst
dir /usr/lib/timidity/inst/test

これで、totemとTiMidity++が使えるようになりました。
後は、FireFoxの「編集」→「設定」→「コンテンツ」タブ→「ファイルタイプ」で関連付けを設定すれば、ブラウザからも利用できるようになります。

※参考ページ
TiMidity++ : ThinkPad T21にVine Linux 3.2を入れる:MIDIを聞けるように
totem-xine : Totem でも WMV ファイルとかを扱う

Vine Linux 4.1でキヤノンのMP600を使う

せっかくなので、Windows PCにつながっているキヤノンのMP600を共有にして、ノートPCから使えるようにしてみました。

キヤノンはLinux用のドライバを親切に提供してくれているとのこと。キヤノンのホームページから取ってきます。

最新版は2007/04/26のVer.2.70でした。
共通パッケージ:cnijfilter-common-2.70-1.i386.rpm
機種別パッケージ:cnijfilter-mp600-2.70-1.i386.rpm
操作説明書:guidemp600-pd-2.70-1.tar.gz

「Fedora Core 6」向けを参考にしながら進めます。
ライブラリが不足していればSynapticパッケージマネージャでインストール(デフォルトではgtk+が足りませんでした)してからドライバをインストールし、CUPS印刷マネージャを再起動します。

rpm -ivh cnijfilter-common-2.70-1.i386.rpm
rpm -ivh cnijfilter-mp600-2.70-1.i386.rpm
service cups restart

CUPS印刷マネージャの「新しいプリンタ」の「プリンタの追加」で、「ネットワーク・プリンタ」(「Windows プリンタ」)を選択し、共有プリンタを探して選択します。そうすると、ドライバの一覧でMP600が見つかるはずです。

アプリによっては動かないものもありますが、これでたいていのことはできますね。

CUPS印刷マネージャでMP600のプロパティを開いたところ
※CUPS印刷マネージャに無事登録

旧式ノートパソコンにVine Linux 4.1をインストール

ほこりをかぶっていた9年前のノートPC(NEC製LaVie NX LW23/3)に、サーバーOSとして定評のあるVine Linux 4.1をセットアップしてみました。息子が使う練習用PCとして。

Windows95時代のモノでスペック的にはかなりキツイですが、頑張ればかんとかなります。

気合いで動かす9年前のノートPC
※かなり時間がかかりますが。。。
  • CPU : P5MMX 233Mhz
  • Memory : 160MB(フル増設)
  • Video : NeoMagic VRAM2M
  • Sound : ESS1869
  • HDD : 20GB(取り替え)
  • LAN : 3Com 3CCFE574BT(PCMCIA)

ざっとこんなこんな感じ。

ダウンロードして作ったインストールCDからブートして、グラフィカルインストールします。かなり重たいです。。。
インストール時にディスプレイを自動認識しない(手動で「Generic LCD Panel 1028*768」を選択する)こと以外は特に問題なく進みます。

細かなチューニングはインストール完了後に行います。
このマシンの場合、インストール時にサウンドチップを認識しなかったので、後から「ALSA」(alsaconfコマンド)を使って設定を行います。alsaconfコマンドでちゃんとチップが認識されると、/etc/modprobe.d/soundファイルが生成されます。

alias snd-card-0 snd-es18xx
alias sound-slot-0 snd-es18xx

ここでエイリアスとして指定されているデバイス名(この場合、「snd-card-0」と「sound-slot-0」)が起動時に作成されるよう、/etc/sysconfig/modules/udev-stw.modulesを次のように変更します。

(変更前)

#!/bin/sh
for i in nvram floppy parport_pc parport lp;do
        modprobe $i >/dev/null 2>&1
done

(変更後)

#!/bin/sh
for i in nvram floppy parport_pc parport lp snd-card-0 sound-slot-0;do
        modprobe $i >/dev/null 2>&1
done

これで、再起動すれば音が出るようになります。

とりあえずインストール完了!
※とりあえずインストール完了!

FireFoxでGoogleマップを表示したところ
※FirefoxでGoogleマップを表示したところ

その他、万が一、SOHOサーバーがダウンしたときの修復作業用PCとしても使えるように、PHP(PEARも)やMySQLなども「Synaptic」を使ってインストールします。デスクトップアプリケーションとしては、マイクロソフト社の「Office」互換の「OpenOffice.org」も必要ですね。

データのやりとりはメールでもできるので、特にファイルサーバーやプリントサーバーの設定は行いません。

いろいろ楽しいツールも満載で、いざというときに頼りなるマシンのできあがりです!

PowerPointファイルを開いて編集しているところ
※フォントの互換性がないのでテキストボックスからあふれますが気にしない。

軽量テキストエディタ

今さらながら、ですが、どんなエディタを使うかで、案外、作業効率に大きな影響が出ますよね。
MS-DOSやDOS/V時代はVZ Editorとか定番があって、そんなに悩まなかったですが、Windows以降は開発環境ごとにいろいろだったりとか、ややこしい時代がしばらく続いた後、今はスクリプト言語中心なので、軽量テキストエディタのお世話になります。

最近、ずっと使わせていただいているお好みエディタは、K2 Softwareさんの「K2Editor」。

今はマルチバイトをUTF-8コードで書くのが当たり前になってしまったので、ファイルの読み込みの際にうまく判別できるかが難しいところですが、「K2Editor」は保存時に細かく指定できるので、そこそこ使えます。

皆さんどんなエディタを使われているのか気になるところです。